
出逢ったころ
息子と暮らしてもうすぐ10年、あっという間に中学生にもなりました🌸
当初、成長ゆっくり目の3歳息子と、子ども苦手人間・子育て超初心者の私、
不器用同士の???だらけの毎日がスタートしました
子どもとの接し方や、子育ての基礎、のようなもの皆無の私、
このご縁=一人の人間を育てる責任を負うこと、に畏怖の念を感じていましたが、
私の人生の次なる課題はこんなにも畏れ多いことへの取り組みなんだ、と腹をくくり、
それにこんな私のところに来たということは私にしかできない私のやり方でなら上手くいくってことなのかな、
と勝手に良い方へ解釈して、よりによってお母さんが私になってしまった😅息子に、
めいっぱい愛情を注いで、一番に彼のことを考えていこうと誓いました
…ほんとは誓わなくても自然とそうなりますけどね😅
親子関係についても人間関係についても正解の見本が見つかっていないので
何も参考にできないけれど、だったらもう完全オリジナルでいくしかない、
息子 対 私 の人間づきあいと考えれば良いんじゃないか、と向き合うことにきめました。
そして、子どもの頃から人の心の奥が視えていたので随分傷ついてきたので、
息子には絶対正直にすべてOPENにしよう、
たとえ傷ついても私が居るうちは支えられるから、と決めました。

試されること
最初の通過儀礼で力💪試しのような親を困らせる行動を取る時期があると聞いていたので、
行動で反抗を示す息子に「意外と早く心を開いてくれたんやなぁ」と嬉しく感じて、
私のキモチもめいっぱい正直に伝えようと思いました。
試される側は動揺するかもしれませんが、試す側ももっと心が揺れ動いているはずです。
知りたいし確かめたいから勇気を出して示してみても、
どんな結果がくるのか不安だし、反抗した自分に後悔もしてしまう…
そんなキモチが痛いほどわかるので、
そのぜんぶを柔らかく受け止めて抱きしめることはできないものか、
幼い息子に伝わることば…と考えて、
悪い子でもいい子、ぜんぶ大好きやよ、と伝えました。

小さい人間
おんぶされた背中で、わるいこでもいいこ、を繰り返しながら私の髪の匂いを一生懸命嗅いでいました。
幼くたって全部の感情持ってるし、オトナと同じように理解できる。
その後の息子の態度がガラッと変わって、200%OPENに求めてくるようになり、
おかげで我が家での生活STARTがだいぶ早まりました。
急いで心開いてもらおうとか全く思っていなくて、徐々に息子ペースで…と思っていたので
”ことば”の持つ力、通じ合える力、に改めて気づかされる出来事でした。

今もずっと…
今もなにかあるごとに「ボクはママの”わるいこでもいいこ”でしょ!」とアピールしてくるので😅
息子にとってのおまじないみたいな言葉になってるんやなぁと視ています。
こんな風になんでもないコトでも一つ持ってるだけで心強くなれるし温かくなれる、
私にもそんな言葉会ったらよかったのにな~と思って…
今からでも毎日ふとしたときに何度でも呪文のように自分を安心させることばを唱えるようにしています。
もちろん息子にも毎日出来る限り伝えるようにしていますが、
同じように自分にも愛情をかけたいな、と思って…。
【自己肯定感】とか【自分を受容する】とか、かたく難しく考えなくても、
強烈なインパクトある名言じゃなくても、
そっと、何気なく、風に舞う花びらのように、北風と太陽のお話のように、
ふっと軽く温かくなれるような言葉をかけるだけで良いんじゃないか、
そんな風に今は感じています。
あなたにもそんな言葉をかけたい、そんな風に強く感じています。
