親への想い

親への想い、と言うと素敵な温かいエピソードを思い浮かべられるかも知れませんが、

わたしの場合は真逆でして💦 葛藤と憤怒と絶望と…地獄絵図です。

親・きょうだいの関係で悩まれている方がいらっしゃったら、

私のような変人は、こんな変な考え方で自分を救い出しました👼というハナシです。

体裁よりもなによりも、あなたのココロを大事にラクにしてあげてくださいね。

目次

ココロの中で和解する

両親との和解によって、潜在意識でブレーキとなっている事柄が解消できるというメソッドを学びました。

その「和解」というのは、現実に相手との関係をクリアにするということではなく、

(もちろんそれが出来ればBestですが、)

自分のなかで消化していくという作業とわたしは解釈しました。

相手の事情にも思いを巡らし、別の見解を得る

 当時の親の立場になってみて、その時の環境・状況・年齢など少しでも理解できる点が無いか探ってみます。

 いまの私よりも若くして大変な環境のなか子育てをしていたんだなぁ、とか、

 そりゃぁ子どもに丁寧な対応は難しかったかもしれないな、とか。

 結果は良くなかったかもしれないけれど、当時は親なりに必死に最善を尽くしていたんだ、とか、

 弱い人間だからどうしようもなくて悪い結果を招いたんだ、とか。

 ほんの少しでも糸口が見つかれば、あなた自身がひと皮むけて軽くなれます。

 相手との関係を修復するということは考えなくて大丈夫です。

 あなたが大事、あなたさえ明るく軽くなれればいいんです。

自分が相手に対して抱いている感情を受け入れる

 前向きでポジティブな感情にすぐなれるわけありませんよね、そんな簡単に許せませんよ。

 きれいごとじゃない激しい感情になります、そう思って当然ですよ、

 激しい怒りも絶望もなにもかも、あなた自身を守る盾なんです、感じないと困ります。

 わたしなんて、ここ数年の落ち着いた日々になってからの方がとんでもなく重い感情に悩まされていました。

 他人には軽蔑・批判されるかも知れないし、自分の善良な部分が罪悪感を感じて苦しくもなりますが、

 「そりゃ当たり前だよ、あれだけ苦労させられたんだもん、全然悪くないよ、まだ優しいくらいやん」

 と自分に言ってあげています。

 現実世界で本当に非難されても、「あなたは経緯を知らないでしょ? 私のキモチは私のモノでしょ?」って思っています。

 わたしもあなたも最善を尽くして生きているんです、堂々と今のキモチを認めてあげてください。

 そして早く許そう、早く仲良くなろう、と無理に思わないでくださいね。

あわてず、ゆっくりペースで

この方法、私の場合は1回では到底スッキリしませんでした。

親に対しての感情が湧き上がってくる度にやってみて、

うまく明るい方へ向けた時は、硬い殻が少~し剥けて、また次の時にほんの少し…という進み具合です。

「仕方なかったのかも知れない」という親へのキモチと、「許せなくてもいい」という自分自身の感じるキモチへの、

両側への肯定・受容を少しずつ進めていったことで、抱え込んでいた重荷が少しずつ離れて行ってくれたような気がします。

もうすっかりキレイに離れてくれるな~という距離まで来た時は、「もう、いいや」と思えた時です。

それからは全く気にならなくなりました。

当然、相手が変わったわけではないので、今まで同様の問題は起きてきますが、

すごく俯瞰して捉えられるようになったグレードアップしたわたしは、ココロがざわつくことが無くなりました。

そしてただ受入れていると不思議とGoodタイミングで助け舟が現れるようにもなったのです。

これは、もしかしたら助け舟に気づけるようになったということもあるかも知れません。

合わない人とは会わないように

どの関係でもそうですが、自分と合わないな~と感じる人には出来る限り会わなくて済むようにした方が良いです。

会わなくて済むようにして、落ち着いた安全な距離感でいたほうが、この「和解」も順調にいきます。

ただ、私の場合もそうですが同居していたりすると難しいですよね。

でも挫けずココロの中と物理的にも両方で距離を取ってください。

わたしは子どもっぽいですが、家の中でも出来る限り顔を合わせないように過ごしてみました。

そして何か伝えないといけないときは、主人や息子に頼っています。

あなたのココロの中に平和が取り戻せるまで、どんな方法でも試してみてください。

もういいや、と思えた先に、もしかしたら良い関係になれることもあります。

それまでの期間、ココロのクリーニング期間として自分を守ってくださいね。

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