〖healing〗インナーチャイルドを癒す

目次

どんな時に

イライラ くよくよ 怒り 迷い モヤモヤ…

心がズ~ンと重たくなってしまう時ってありますよね。

それが最近起きたことについて悩んでいる時はもちろん、

なぜだか気が重かったり元気が出ない時も。

どんな時でも心が重くなるのは、心の奥底にいるもう一人のあなたが、

会いに来て話を聞いて、とメッセージを送っているのです。

心地よい環境で

セルフヒーリングを行うときは、あなたが落ち着いて静かになれる環境にしてください。

アドバイスをいくつか挙げますが、一番大切なのは、あなたが心地よくなれるということです。

一人の空間で

心が落ち着けるような一人になれる空間で行いましょう。

お風呂の床にバスタオルを敷いて個室空間にしても良いし、

車の中でも一人になれます。

あなたが心置きなくヒーリングを行える、誰にも邪魔されない空間を用意して下さい。

ヒーリング音楽をかける

テンポを刻まない、流れるような音楽であればどんな音楽でも。

YouTubeに healing music が沢山UPされていますのでそこから選ぶのも楽しいです。

あなたのその時の気分で選んでください。

何も聞こえない方が良いと思ったら、音楽無しでも。

温度

あなたが心地よく感じる室温にしてください。

寒ければジャケットを着たり毛布にくるまっても。

涼しくしたければ窓を開けて心地よい風を通しても。

あたたかい飲み物

途中で水分補給したいときや、落ち着きたいときのために。

熱すぎないよう刺激を感じない適温の飲み物を用意しておくと良いです。

明かりを落とす

部屋をほの暗くしてキャンドルの灯りだけにすると集中しやすいようです。

間接照明でも良いですし、あなたがリラックスできる明るさであればOKです。

もちろん陽射しの明るい部屋でも出来ます。

あなたが心地よく感じるようにしてください。

香り

アロマやお香など、好きな香りを取り入れると嗅覚からもリラックスが促せます。

姿勢

とにかくラクな姿勢で。

床に座っても、ソファでも、うつむいても。

姿勢ピーンと正さなくても大丈夫です。

時間

一日の中であなたが取り入れやすい時間に行ってください。

夜に行う方がリラックスしやすいので、一日の終わりにこのヒーリングを取り入れると効果的です。

セルフヒーリングのやりかた


ゆったりと、ふ~~っとため息を吐くように

長~く息を吐いてください

数回繰り返します

吸うときは無意識で入ってくるので吐く息に集中してください。


ゆっくりと目を閉じて、この呼吸を続けます


気持ちの良い優しい光に導かれて歩いていくと、

あなたの目の前にドアが見えてきます

それはどんな扉? どんな色?

このドアは、あなたの心の奥へアクセスする出入り口です。


あなたはこのドアの取っ手に手をかけドアを開けます

ドアを開けた向こう側はどんな様子ですか?

建物の中ですか? どんな部屋?

広さは? 開放的? 明るさは?

それとも屋外でしょうか? それはどんな場所ですか?

ここはとても安全で静かなあなただけの特別な場所です。


その場所にもう一人のあなたがぽつんと立っているのが見えます

あなたの今いる場所から5歩くらい先にいます

もう一人のあなたは無表情で何も話しません

それは何歳のあなたですか?

このセルフヒーリングを行うたびに違う年齢のあなたが出てきます。

幼い時のあなたの場合もありますし、学生時代や、今と同じ年齢のときもあります。

今あなたが感じている感情に関係ある年齢が登場しますが、

その経験自体を思い出しても思い出せなくても大丈夫です。


その子の表情、目を見てください

その子は何も話してくれませんが、

あなたはその子からどんな感情を感じていますか?

もう一人のあなたの様子をよく観察して読み取ってあげてください。


ゆっくり一歩ずつ近づいてください

一歩、また一歩…

その子はまだ何も話さないけれど、

あなたにはその子の気持ちがよく分かってきます


もしもその子に触れることができるようでしたら、あなたから近づいていきましょう

手をつないだり、肩に触れても良いです

そのとき手や肩の感触はどうですか? 温かい?冷たい?

その子の様子はどうですか?

もしも嫌がったり手を取れなさそうなときは、そのままで大丈夫です。

会いに来たよ、ということが伝われば良いのです。


その子が大丈夫そうでしたら、

もう少し近づいて頭をなでたり、抱きしめてあげても

安心させてあげてください

あなたの優しい気持ちで包んであげてください


そして、その子が何か話そうとしたら聞いてあげてください

泣き出しても、思いがけず攻撃的になっても、気が済むまでただ聞いてあげてください

その子の身体は? 緊張してこわばっていますか?力が入っていますか?

あなたはなだめたり、たしなめたりはせず、ただただ受け止めてやさしく抱いていてください。

何とかしてあげようとしなくていいです。

そんなこと言わないでとか、背中をポンポンして落ち着くよう促すこともしなくていいです。

ここは世界中であなただけの秘密の場所です、どんな暴言も悪口も、

あなただけは許してあげてください。

ただただ受け止めることだけをしてください。


その子が、もし抵抗するようだったら少し離れて、

心のなかで「分かるよ」とメッセージを送ってあげてください

あなたのメッセージはちゃんと伝わります

あなたができることは分かってあげようとすることだけ。

心の中で伝え続けてください。


もしあなたの方が辛くなってしまったら、

「また来るからね」とだけ伝えて、

ゆっくりゆっくり離れてください

いきなり離れるとびっくりさせるので、ゆっくりそっと離れてください。

そして一歩ずつドアへむかって歩いて行って、

また来るからねともう一度伝えて、安全なドアの外へ出てください。


もしこのまま一緒に居られそうなら、

もうしばらく落ち着くまで一緒にいてあげてください

この子はずっとあなたが来てくれるのを待ち続けていました。

すごく悔しかったり悲しかったり傷ついていたのに、

あなたは「大丈夫、平気、大したことないよ」と言って置き去りにしていたのです。

だから一人ぼっちでぽつんとたたずんで、ずっと長い間ひとりで我慢してきたのです。

やっと見つけてあげられました!

どれくらい傷ついているかわかってあげられるのはあなただけ、あなた一人だけです。

世界中の誰よりも一番わかってあげてください。


充分頑張ったね、もう大丈夫だよ、伝えてあげてください

もう頑張らなくてよいよ、と伝えてあげてください

どんなに悪意のある言葉を吐いていても、

あなただけは分かるよと言って、ただ静かに受け入れてあげてください


では、少しだけ離れて目をのぞき込んでみてください

今どんな様子ですか?

その子が何も言わなくても、少しほっと安心しているのがわかると思います。

もしそうでなくても、


あなたのこと大事だよ、今まで本当によく頑張ったね、大変だったね、

ありがとう、と伝えてあげてください


その子の緊張・硬さ・冷たさがだんだんとほぐれて行って、

ふわっと優しく光り出します

あなたの体から発せられている強い明るい光の中に、

その子の雲のような霧のような光が吸い込まれ溶け込んで行きます

そしてあなたの胸の辺りが温かくなって、

いまその子はあなたのエネルギー・パワーの源となりました

あなたの中の光となったその子は、

これからはずっとあなたと一緒です


それでは、そろそろ戻って来ましょう

ドアの方へ歩いて行って、

良い気分でドアを開け出てきます


もし言えなければ、それでも大丈夫です

また来るね、ということだけは伝えてくださいね


そして、ゆっくりと手を放して、

少しずつ離れていってください

また来るね、と伝えてドアの方へ歩いて行きます


ドアを開けたら、

振り返って、

もう一度その子に手を振ります

そしてゆっくりとドアを閉めます


いま、現実の世界に戻ってきました

まず、ゆっくりと手を握ったり開いたりします

体をゆっくりと動かしてみます


それでは、心を今ここに戻します

ゆっくりと目を開けていきましょう


ふぅ~っと、大きく深呼吸しましょう

これで、今回のセルフヒーリングが終了しました。

ヒーリングを終えて

どうでしたか?

予想外の場面が現れて戸惑ったかも知れませんし、

これで良かったのか、成功したのか、少し不安かも知れませんが、

癒しを必要としているもう一人のあなたを見つけることが一番の目的です。

もう一人の自分と心通わせられたかどうかはどちらでもよくて、

あなたが勇気を持って会いにいったこと、そのこと自体が癒しとなります。

心の奥と向き合うことに怖れや不安を感じたかも知れません。

それでも臆せず行ったこと、できたということを存分に褒めてください。

この第一歩を踏み出せたことは大きな変化です。

あなたは自分自身を癒す力を得ました。

これからはいつでも気が向いたときに行ってみてください。

とてもつらい時はぜひ毎日続けてやってみてください。

きっと、少しずつ癒しの力が大きく浸透していきます。

いままで辛い気持ちが長かったせいで、懐疑的になったりする方も、

心の奥底の潜在意識では、軽く明るくなれることを望んでいます。

はじめはよく実感がわかなかったとしても、

試してみた、やってみたあなたをスゴイと褒めてあげてくださいね。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次