マインドフルネス

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マルチタスクとシングルタスク

複数の作業を短時間で切り替えながら同時進行していくことがマルチタスクで、

反対に、シングルタスクとはひとつの作業に集中することです。

もともと人間の脳は同時に数種類に集中することはできないのですが、

現代ではスマホなどの機器を常時操作していることからも、

日常的にマルチタスクを行っている状態になっていて、脳機能に負担を強いています。

マルチタスクしか行っていないことで、脳のポテンシャルがどんどん落ちていくことや、

心理的に不安や焦りとつながっていることは研究結果からも分かっています。

シングルタスクの時間

わたしたちの生活の中では、意識して

シングルタスクの時間 = ひとつの作業に集中する時間

を持つことが必要だと感じます。

どんなことでも良いのでとにかく一つのことだけを時間を決めてやってみてください。

読書、映画、瞑想、散歩…

最初は短い時間だったとしても脳がリフレッシュでき、

モヤモヤした不安感が消えていく感覚がわかると思います。

それが体感できたら、この時間をもっと多く過ごしたいと思うようになり、

次第に良い連鎖が起こっていくでしょう。

「いま、ここ」を生きる

いま、目の前の自分に集中している状態 = 過去への後悔 未来への不安 が無い状態

と言えます。

この、高い集中力とポジティブな思考により、目の前のことに一生懸命に集中できる状態が、

【マインドフルネス】です。

この能力を鍛えることが出来れば、プレッシャーに強く・よけいな不安感も減っていきます。

修行によって深い瞑想状態に入れるようになったお坊さんにこの特徴が確認されるそうです。

私たちが真似できる方法で気楽に習慣化できれば、

常に安定した精神状態を自分自身で整えられるということです。

集中する方法

ポジティブ思考行動

キモチが上がった瞬間に即行動に移す、余計なことを考え始める前に行動する癖をつける

瞑想

1日に5分~10分でも、「いま」に集中する没頭力を鍛える

客観的になる

自分の感情に左右されず心を平静に保つことで、ベストな選択・行動を冷静に判断できる

マインドフルネス瞑想

瞑想は、自分を観察するテクニックで、特別な訓練ややり方があるわけではありません。

1⃣ 姿勢 …横隔膜が大きく動き酸素がたくさん脳に届くよう背筋を伸ばして。

2⃣ 呼吸 …呼吸回数を落とすよう、息を吐く時間を長くするように意識します。

3⃣ 一つに集中 …注意が反れないように呼吸に集中するのがおススメです。

4⃣ 継続 …短時間でも毎日続ける毎に大きい効果が得られます。

雑念が出て注意がそれる ➡ それを集中に戻す ときに脳が鍛えられるそうですので、

雑念ばかりでうまくいかないな~💨と残念に思わなくても大丈夫です!

時間の目安は10分くらい。最終的に20分もできれば最高✨

でも大切なのは気分よく毎日続けられることなので、

1分だけ、呼吸5回分だけでも良いですし、

コーヒー休憩の時に、夕食後の食器洗いが終わった時に、入浴時に、就寝前に、

など日常生活の決まっているリズムに合わせて行うと習慣化しやすいです。

私の場合は、朝家族みんなが出かけた後や、昼食後の、作業がひと段落して一人になれる時間によく行います。

あなたの落ち着ける時間帯にほんの少しでも試してみてくださいね。

歩く瞑想

歩くことに全集中する瞑想で、2000年以上の歴史があります。

足が地面から離れる→前に出る→地面につく…という足の感覚に一点集中します。

歩くペースはゆっくりから、慣れたら自分のペースで速めて。

呼吸は特に意識しなくても大丈夫です。

座って行う瞑想で足がしびれるよ~という方にはもちろん、

瞑想上級者の方も、右足⇄左足と注意が移動し続ける歩行瞑想のほうが、

集中力・注意力をコントロールするための瞑想の訓練としてはより最適かも知れません。

もともと道場やお寺の中でお坊さんたちが鐘を鳴らしながらゆっくり歩く瞑想なので、

室内で5歩~10歩ほど歩ける空間があれば十分です。

もちろん外の景色を楽しみながら行うのもおススメです。

私はときどきmy PowerSpotのハイキングコースを1時間~1時間半ほど歩きます。

毎朝とりつかれた様に通っていた時期があったのですが、

それは森林浴効果以外にもこの歩行瞑想効果をカラダが欲していたんだなぁと気づきました。

自分に合う方法で…

瞑想、歩行瞑想、いまに集中、

いろいろな方法がありますが、まずは試してみてあなたに合った方法を見つけてみてください。

ココロと脳をいたわってリフレッシュしてあげることが一番大切💗なので、

あなたご自身が心地よく感じられるように、自分流にアレンジして行ってみてくださいね。

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