あなたの人生を一番真剣に考えているのは、あなた自身。
だからこそ一番厳しい評価を下しているのもあなた自身ではないでしょうか。
ついついやってしまう気に入らない癖、もっと上手く出来たらなぁとガッカリ、
我ながらイヤだなぁ、好きじゃないなぁ、とタメ息出てしまうようなところほど目についてしまいます。
いつも心の中で独り言のように繰り返し批判していた自分のこんなところを、
今日は思いつくままに沢山書き出してください。
自分の嫌いなところを挙げる
いつも残念に思ってしまうようなところを思いつくまま書き出します。
書き出すことで少しスッキリした感じもしますね。
このリストを眺めてみてください。
嫌なところが気になりだすと、それが全てのように感じてしまいがちですが、
実はある一部のほんの小さな一面だとわかります。
それにこのリスト …ちょっと厳し過ぎませんか?
もしこれがあなたのお子さんや友人に対して、だとしたら…
そんな時もあるよ、と笑ってスルーできるような些細な点もありませんか?
細やかにジャッジしてしまうのは、自分自身のことだからこそ真剣に向き合っているということでもありますね。
この点があるからこそ良かった・得している・役立っている点
今度は前のリスト1つ1つに対して、視点を変えて右側の欄に答えてみてください。
イヤだイヤだと嫌っていた点にも、実は良い点が潜んでいたことに驚かれたと思います。
ついつい愚痴っぽくなってしまったりするのは、ストレスから自分を守っている防御法なのかもしれませんし、
スポーツが苦手で敬遠している、だったらこれから始めるスポーツはどれでも初体験で新鮮な挑戦になりますよね。
ダイエットが続かないのは、まだあなたに合った方法に出逢っていないだけで、これまで沢山試してきて前向きでスゴイ点とも言えます。
こんな風にちょっとこじつけでも良い点を見ていくのは、一つの事柄を様々な側面から視点を変えて見られるというレッスンにもなります。
そして何より、良い点に気づくととたんに自分を好きになれませんか?
嫌いなところ =(イコール) 好きなところ
これからは少し自分に甘くして、嫌いなところに良いところをセットしていってください。
自分を責めてしまっていた心の声が、自分を褒めて許してあげられる優しい声に少しずつ変わっていきます。
